元ミニマリスト(@minimal15takumi)。
ミニマリスト時代よりモノや趣味は増えたが、ミニマリスト時代に身に着けた『ミニマリズム』を取り入れつつ、妻と愛猫と幸せに過ごしている”元ミニマリスト”のライフハックを綴っている。
ようこそ!“元”ミニマリスト たくみのブログへ!
僕は汚部屋と借金で首が回らなくなった人生をミニマリストとの出会いで人生を変えた男です。
それなのに何でミニマリストを辞めちゃったの?
ミニマリストでいることのデメリットとそれ以上に大事な事があったからです!!
ここでは、僕が見つけた“本当に大事なこと”とミニマリストについての考え方について話していきたいと思います!
昨今ミニマリストという生き方が流行っている中で“元ミニマリスト”っていう言葉は聞き馴染みがない人が大半だと思います。
どうせミニマリストからリバウンドしただけでしょ?
という声も聞こえてきそうですが、あらかじめお伝えしておくと、ミニマリストを卒業した今でも、ミニマリズムなライフスタイルは心がけています。
わかりやすく言うと
『ミニマリストという肩書を手放した』
という感じです。
ここに行きつくまでの僕の想いや考えを少し話していきたいと思います。
大学卒業後に就職した会社が俗にいうブラック企業でした。
建設系の営業職だったこともあり、毎日終電ギリギリまで働き、夜間のお客さんを対応している時期なんか睡眠時間2時間なんて当たり前。
休みの日も仕事しないと回らないような会社でした。
そんな僕がストレスを発散する方法が…
浪費だったのです。
明日休みだから今日は朝まで飲むで~!!
後でキャバクラにも行こう!
この服ええやん!自分へのご褒美や!!
この靴もええやん!!全部買ってまえ~!!
今冷静に考えるとめちゃくちゃな生活をしていたと思います。笑
その結果…
物に飲み会に散々お金を使っていた僕は家賃はおろか、光熱費も払えない状況に加えてリボ払いも膨らんでいました。
まともに残業代も出てなかったので収入も低い上に、休みの度に派手にお金を使っていたから当然の結果です。
このままじゃヤバイ…。何とかしなきゃ!!!
藁にもすがる思いで、いろいろと調べていく中で見つけたのが“ミニマリスト”でした。
当時、ミニマリストのしょっぴんさんやしぶさんの動画を見て必死になって物を捨てたのを覚えています。
なんなんだこの快適な空間は!!!
約半年程かけて何もない部屋が出来上がり、とても快適で感動したことを今でも鮮明に覚えています。
(探したんですが当時の部屋の写真は見つかりませんでしたすみません…)
そこから約3年間ミニマリストとして快適に過ごしていました。
ここが一番の僕の人生の転機でした。
当時交際していた妻はミニマリストとは程遠い“マキシマリスト”でした。
しかし、物が多いからと言って部屋が汚部屋だったり金銭感覚がおかしかったわけではないので、そこは僕にとっては問題ではなく順調に交際が進み結婚する運びとなりました。
しかしやはり物への価値感の違いがあり、同棲するタイミングでケンカをよくするようになりました。
これ家に何個あるの?絶対使わんよな?
うるさい!!私の物にいちいち口出ししないでしょ!!
このようなケンカを頻繁に行うようになりました。
今考えたら妻には申し訳ないことを言っていたなと反省しています…
これまでミニマリストでいることで、心の平穏を保ちつつもめごとも一切なかった僕にとって
「なぜミニマリストになったのか」
について考える機会になりました。
僕がミニマリストを志した大枠の理由は
つまり、これらを脱却出来たら何でもよかったんです。
約3年間ミニマリストとして快適に過ごすことで、知らない間に
「ミニマリストでいる事」
が目的になっていました。
ミニマリストでいる事より、大事な人とハッピーな暮らしをすることの方が大事じゃないか?
そう考えると、この“ミニマリスト”でいることのメリットを全く感じなくなりました。
そう思った時点で「ミニマリスト卒業」を決めました。
というより、自分をミニマリストと名乗らずにミニマリズムなライフスタイルを送ろうと決めた瞬間でした。
僕は妻との出会いで大事なものに気づくことが出来ました。それは
・大切な人とハッピーな暮らしをすること
・お金の不安やストレスなく暮らすこと
・健康で楽しく元気よく暮らすこと
大切な事はこれだったんです。
“ミニマリスト”は目的じゃなくて手段であるべき。
そう妻が教えてくれたように感じています。
このハッピーな暮らしを送ることが出来たらミニマリストでいる必要が全くないんですよね。
よく巷でいわれる
・物が少ないこと
・部屋が無機質なこと
・趣味を持たないこと
こういう事ではなく、ミニマリストではなくなった僕が
ミニマリズムなライフスタイルを送りながら幸せを模索するライフハック
について発信していきます!